台湾での木造住宅の普及促進

東日本大震災の義援金として200億円以上を拠出した台湾に感謝しようと、日台の絆を強める活動を展開する元衆院議員の愛知和男さん(76)を窓口に進めている取り組みで、台湾に南信州産材を使った木造住宅を普及させる計画も進められている。

 

村民グループを通じて阿智村の木材や地域の魅力に着目したプロジェクト関係者は、「日本一星が美しく見える村」の木材として売り出す方針で、木材を超低温乾燥させる施設は同村春日に設ける。

 

意見交換会には愛知さんと建築デザイナーの近藤豊三郎さんらが出席。近藤さんは「台湾で主流の鉄筋コンクリートは、周囲を海に囲まれた環境には適さないと認識されるようになり、かつては見向きもしなかった木造住宅の導入が大学などで検討されている」と台湾の状況を説明した。

 

台湾政府が主催した講演で計画を話したところ、現地の反響は大きかったとし、「いずれは阿智村などの木材で年間300棟の住宅を台湾に造るよう、年内に計画の骨格を固める。積極的に考えて」と協力を求めた。